2013年03月26日

Case Book!!!

亀更新の上、今更な話題ばかりですみません。
今回は「SHERLOCK」のCase Bookについて!
うっふ。BBCさんってなんて粋な書籍を出して下さるんでしょう。
(物語の中の)ジョンが作り出版した事件禄、という設定で売り出されたこのcase book。
よもや翻訳版まで発売されるとは思いもよりませんで、英語版が出た瞬間に購入しました。
――というのは嘘です。
英語版がイギリスで発売されてから約1か月遅れで日本アマゾンで買いました…。
一刻も早く欲しかったけど、DVDと違って書籍の空輸は輸送量がべらぼうに高いんですね〜。
泣く泣く諦め、日本アマゾンを待ちましたよー。
英語版が到着し、「読めぬ…」と嘆きながらも中の写真を見てニマニマしている日々。
そうしたらとんでもない朗報。なんと日本語翻訳本が数か月遅れて出る、しかも訳者が、
ブログ「水川青話(http://blog.goo.ne.jp/mithrandir9)」の加藤祐子さんだとおおおおお!!!こ、これはああああ!!!
と、大興奮。
加藤祐子さんと言えば筋金入りのホームズファンで、ブログの方でも「SHERLOCK」の感想や解説を書きまくられてる方なのだ!!ベネさんのファンでもあるし関連のニュースをtwitterでしょっちゅうツイートなさってる。
そ、そんな方が…!訳して下さると…!!
こりゃ〜〜期待満々で発売日を待ちました。しかしマニアック過ぎる本だし書店にはまず並ばないだろうな〜と思ったのでネットで予約しましたが、現在でも結構店頭に置かれてますねえ。自宅からほど近い所にある紀伊国屋書店では結構ウリにして置いてましたよ!表紙をこっちに向けて宣伝!試し読み用までありました。店員さんにファンがいるな、絶対…。でもレジに持って行くのは恥ずかしいな(笑)

さて、そんな英日揃った2冊の本!!
↓左が英版、右が日版。
casebook1.jpg
中身はかんっぜんに、「書かれている言語だけが違う」同一商品。
こういうのって初めてかも…。中で使われている写真は同じで、文字だけが異なる2つの本って。
私、実際に見るまで日本語版はどうなるんだろう?って全然想像出来ませんでしたもん。
英文の下に訳文が小さく書かれてるのか?とか思ってた。
ああ、あれだ、「トイ・ストーリー」の日本語版を見た時も感動したんです、あれ劇中に表示されてる、例えば道路標識なんかが日本語版ではちゃんと日本語で表記されてたんです。わ、説明下手ww すみません。ええっと、劇中で英語表記になってるものが日本語版では日本語に直されてたんですよ。あれって字幕みたいに上から合成するんじゃなくて、CGをある程度作り直してるワケですよね。凄いなあ!って思ったんです。

今回は更に、シャーロックとジョンの付箋のやり取りってのが作品のミソでして。
なんなんですかね、あれ…。可愛いって言うか、もう、「君ら…」って額抑えたくなりますね。
ジョンの事件禄に対してシャーロックが付箋でツッコミを入れる。それに対して、ジョンが返事をする。
その応酬の軌跡がcase bookには文字通り貼り巡らされているのです。
しまいにゃ「ミルク買って」なんて個人的な要望まで。んもー!!可愛いッ!
英語版でもふたりの字体の種類は異なっていましたが、日本語版でもゴシックと丸文字みたいに区別がついてる。んまあ、欲を言えばもっと“手書き”っぽい字体が…っていうか手書きにして欲しかったぐらいですが!
英語の字体ねえ、とてもいいんですよ。シャーロックは結構字下手で。ぷふふ。

それで訳ですが、もう溜め息が出るような心地です。
加藤さん…。加藤さんの訳で字幕版「SHERLOCK」見てみたい…。
面白くって素敵で楽しい訳ばかり。中でも感動したのがですね、「The Hounds of Baskerville」のケース。
岩の上に立つシャーロックの写真に対する、「ジョン・ワトソンのタグ付け」
これは英語ですと
Sherlock trying to impress some rocks by looking all moody.
なんですが、加藤さんはこう訳されました。
憂いのある表情で、岩とか岩とか岩に向かってカッコつけるシャーロック。
岩とか岩とか岩……。
some rocks をですよ、「岩とか岩とか岩」て訳しますか普通?
中学生でしたら「いくつかの岩」ですよね(笑)それを「岩とか岩とか岩」ですよ。
うわあ〜〜、もお凄い、大好き…。
だから普通だったら、普通の、平坦な文章だったらきっとこういった訳じゃないのでしょうけど、この場合ですとジョンのからかいが含まれてるわけですね。その揶揄っぽい感じ、遊びの感じをこうやって訳で、日本語で表してくれるって、凄い、なんかもう、感動したのです。

それからもうひとつ!嬉しい!嬉しいよう、直訳嬉しいよう!ってのが!
ドラマの中でも使われている台詞についてです。「The Great Game」でレストレードからの電話を受け、シャーロックがジョンを誘ってフラットを出る時、ジョンが「一緒に行っていいのかい」と問うたことへのシャーロックの返事です。
I'd be lost without my blogger.
これはコナン・ドイルの原作でホームズが言った言葉のもじりである、という解説がcase bookにはありまして、加藤さんがここの台詞をこう訳しています。
僕のブロガーがいないとどうにもならない
吹替えでは「僕専属のブロガーだろ」になってるんです。これを、case bookでは直訳されてて…!
わーいわーい!!な感じです。私は「SHERLOCK」初見は吹替えだったので、「僕専属のブロガーだろ」でも全然違和感なかったのですが、色んな方の訳をネットで見て「ホントはこういう意味だったのか!」と衝撃的に知り。それを、加藤さんが改めてきちんと訳して下さって…。おお…。感動…。
「僕専属のブロガーだろ」と「僕のブロガーがいないとどうにもならない」
かーなーりニュアンスが違いますね!!!こういう比較は面白いですねえ。

どっこを読んでも面白い加藤祐子さん訳日本語版case book!!
定価も2200円と、かなりお安いと思います。
まだお手元にない方はぜひぜひ。

最後に、製作者としては冗談じゃないミスですが私はかなり楽しんでしまった騒動。
case bookの初版では、カバーの折り返しに書かれたジョンの文がとんでもないことになっています(写真上部)
赤マルの中。見えますでしょうか、写真小さくてすみません。
「ズボン」とありますね…。「彼はズボンを忘れるんですよ」ズボン!!!
casebook2.jpg
これはpantsを下着ではなくtrousersの方に取ってしまったが為のミス!日本語ってホント複雑ネ。
ここ重要ですが、加藤さんの誤訳なんかではありませんよ!!
酷いミスなのに「ズボン」を履き忘れるシャーロックを想像して笑いが抑えられないという、困った事態。
出版元である早川書房さんは、しかし早急に対応してくれまして、初版を購入した方で申し出があった場合、「彼はパンツを忘れるんですよ」に正しく訂正されたカバーを郵送することに。
幸いにカバー部分の誤植でしたから、こういった対応が出来たのでしょう!
お陰様で私はcase bookのカバーを2枚持っております。写真下部の、ちょっと反射してしまってる方がそれです。ビニルに入ったまま、もったいなくて出せないのです(笑)普通は多分、カバーを巻き直すのでしょうけれど。私のcase bookは「ズボン」を忘れたシャーロックのまま。わはは。
posted by モモ at 19:17| Comment(0) | SHERLOCK1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月06日

突っ込み隊「大いなるゲーム」

思いがけず色んな方々から面白いと言って頂いております、突っ込み隊です。
S2の全台詞に対しての突っ込みが終わってしまったので、これからはS1の吹き替えと字幕の比較をして行こうと思います! 
閲覧、コメント、いつもありがとうございます!

今回はS1EP3「The Great Game(大いなるゲーム)」の吹き替え・字幕比較です。
しかもいきなり最終チャプタ・プールのシーン。私はここのシーンが大好きで、英語を学ぶ為にSHERLOCKの台詞を暗記しようと思い立ってからまず、ここを覚えにかかりました。そういうことする奴なのです笑。学生の時部活動で演劇をやっていたので、台詞を覚えるの好きなんですよね。
ま、そんな話はどうでもよくて。
行きます。
太文字英文が英語字幕。
赤文字吹: が吹き替え。
青文字字: がDVDの字幕。
→ 突っ込み です。(かっこ)は私のどうでもい訳。


SH:Bought you a little getting-to-know-you present. That's what it's all been for, isn't it? All your little puzzles, making me dance. All to distract me this.
吹:お近づきのプレゼントを持って来た。最初から狙いはこれだろ?謎を解かせて僕を躍らせたのはこれから注意をそらす為だった?
字:お近づきのプレゼントだ。これが目的だったんだろ。パズルで僕を飛び回せることも、僕の気をこれからそらすためだった。
→凄いですねぇ、私、英語って主語至上主義な世界だと思っていたのですがSHERLOCKで瓦解しました。これは命令文ではないんですねえ。あと、SHERLOCKでisn't it?て言葉が好きになりました。特にジョンが言うのが好きです。Pilot版のラストで言うのが、ええ、一番好きです。「イズニッ?」て言い方が。
→話ズレました。字幕の訳ウケますねぇ。「パズルで僕を飛び回せる」だって。「飛び回せる」がdanceなのかな、ここでは??

J:Evening. This is a turn-up, isn't it? Sherlick?
吹:こんばんは。驚いたろ、なあシャーロック?
字:やあ。思いもよらなかった?
→あ、出たisn't it?
→吹き替えの「こんばんは」って言い方、とってもいいんですよお〜〜!平坦でねえ、本当に感情が読めない言い方なのです。私は騙されましたとも!

SH:John! What the hell...?
吹:ジョン。何してる。
字:ジョン。一体…
→一方こちらの「何してる」はフツーでしてねぇ…。ベネさんのような動揺っぷりが皆無でしたねぇ。

J:Bet you never saw this coming? What...would you like me to make him say...next? Gottle o'gear, gottle o'gear, gootle o'gear.
吹:さすがに意外だったか?どうだ、彼になんて言わせたい?次に。何がいい?何がいい?何が。
字:予想外だったろ。彼にどんなセリフを言わせようか。次に何を?ビール1杯!ビール1杯!ビール1杯!
→ほれコレも主語なしですよ。そして bet を使うのって面白い。(賭けてもいいよ、君はこの coming を saw しなかっただろうね?)みたいな訳かな。この coming は(出現)とか訳せばいいんだけどセンスないね…。とりあえず、the coming =ここにジョンが現れたこと よね。こういうのをひと言で表すのは難しい! それから saw も訳しづらいですね。(予測)(〜だと思う)という意味あるのかな?
What would you like me to make him say? これはもう例文として丸ごと覚えたいです。would like to make ね。強制(〜させる)の make はSHERLOCKのお陰でやっと感覚を掴めました。SHERLOCKで一番好きな make はPilot版の How did you make them take the poison? です。コレを丸暗記すれば、どこに make を入れればいいのかが分かる! あー、受験の時に知っておきたかったな!
Gottle o'gear, gottle o'gear, gootle o'gear. ふ…。これは普通に英語を学んで来た日本人が皆泣くところですよね。私は泣きましたよ、分からなさ過ぎて。しかしネットってのは便利ですねえ、ちゃんと教えてくれたブログさんがありました(こちらですhttp://yamagd.blog136.fc2.com/blog-entry-4.html)ありがたいですねぇ。bottle of beer を唇をつけずに言うと gootle o'gear になるそうです。腹話術の常套句だとか聞きました。モリアーティによって腹話術やらされてるジョンだから、ピッタリなんですね。だから、字幕の「ビール1杯!」は全く間違っていない。でも爆笑するわ!字幕初めて見た時爆笑した。「まんまじゃん!!!!」と。吹き替えの方がセンスはあると思います。「ビール1杯!」じゃ分からないよ…。

SH:Stop it.
吹:やめろ。
字:よせ。

J:Nice touch, this. The pool, where little Carl died. I stopped him. I can stop John Watson, too. Stop his heart.
吹:思い出すね、このプール。カールパワーズが死んだ場所だ。僕が止めた。ジョン・ワトソンも止められる。心臓を。
字:プールとはいい趣味だ。パワーズが死んだ場所。私が殺した。ジョン・ワトソンの心臓を止めることもできる。
→字幕…笑。一人称が「私」でエッてなった。これは正体を隠してる風なわけか?
Nice touch は字幕の方がいいですね。吹き替えは「思い出すね」で、これは意訳でしょうな。

SH:Who are you?
吹:誰だ?
字:誰なんだ?
→もう感覚でしかないんだけど、どうしてシャーロックは who are you? て言ったのかなぁと思うのです。だって自分から呼び出してるんですよ、誰であるかなんて分かり切ってるじゃないですか。だからここは(姿を見せろ)みたいな感じなのかなと。

M:I gave you my number. I thought you might call. Is that a British Army Browing L9A1 in your pocket, or are you just pleased to see me?
吹:番号を渡したろ。電話待ってたのに。ポケットに入れてるのは英国陸軍で使ってる銃かな。それとも僕に会えて嬉しい?
字:番号を渡したろ。電話待ってたのに。ポケットにブローニング銃を?それとも会えて興奮を?
I thought you might call.(君が電話すると思ったのに)
Is that a British Army Browing L9A1 in your pocket, これはもう音楽的に美しい抑揚で、私は大好きです。特に L9A1 の言い方。何度発音してみてもアンドリューのように上手くいかない笑。
are you just pleased to see me? この just てもしや、IOUさんが別の台詞の時に教えてくれた(まさに今〜しようとしている)の意? ずっと(僕に会えて嬉しいだけ?)と訳していたけど。

SH:Both.
吹:両方だ。
字:両方だ。
→ベネさんの発音が非常に好きであります。th の音がたまらん。

M:Jim Moriarty. Hi. Jim? Jim from the hospital? Oh, did I really make such a fleeting impression? But then, I suppose, that was rather the point. Don't be silly. Someone else is holding the rifle. I don't like getting my hands dirty. I've given you a glimpse, Sherlock, just a teensy glimpse of what in the big bad world. I'm a specialist, you see. Like you.
吹:ジム・モリアーティだ。はあい。ジムだよ。病院で会ったろ?ああ、僕ってそんなに印象薄かった?でもそこが、ポイントだったんだけどねえ。バカはよせ。仲間が彼を狙ってる。僕は手を汚すのが嫌いで。見せてあげたはずだよ、ほんのちらっとではあったけど。僕が世の中でどんなことをしてるかって。僕はスペシャリストだ。つまり。君と同じ。
字:ジム・モリアーティだ。よろしく。ジム。病院のジムだよ。そんなに印象薄かった?わざとそうしたんだけどね。バカはよせ。狙撃手に狙わせてる。自分の手は汚さない主義だ。僕が君に見せたのはほんの一部さ。僕がかかわる壮大な悪の世界のね。僕はスペシャリストなんだ。君のように。
→モリアーティの吹き替えはとにかくいいので。良い良いって言ってたらキリがないぐらいいいんだけども。just a teensy glimpse「ほんのちらっと」の言い方とかね、いいんですよ。
「ちらっと」て訳いいですね。本当にちょっとだけ、て感じがして。
of what in the big bad world がずっと分からなかったんだけど、字幕のお陰でやっと!「壮大な悪の世界」ね!

SH:Dear Jim...please will you fix it for me to get rid of my lover's nasty sister? Dear Jim, please will you fix it for me to disappear to South America?
吹:ジムさん。彼氏のお姉さんがうるさいんです。邪魔なので始末して頂けませんか。ジムさん私を南米へ高跳びさせて頂けませんか。
字:“お願いジム。願いをかなえて。恋人の姉を始末したいの”“お願い。南米に姿を消したいの”
please will you で最上の丁寧さになるかな。それを吹き替えは「頂けませんか」と訳してくれてる。一方吹き替え!!笑ったわ!!!あっさりな上に、女言葉です!!あはははは!!シャーロックがですよ!!しかも後半の南米のくだりって、凍結していた血液を使って失踪を偽装した人のことでしょ、あれ男じゃん!なんでわざわざ女言葉にするの!もう笑った。ひっくり返って笑いました。

M:Just so.
吹:そういうことだ。
字:そのとおり。

SH:Consulting criminal. Brilliant.
吹:コンサルタント犯罪者。素晴らしい。
字:諮問犯罪者か。すばらしい。
→吹き替えと字幕は仲悪いんでしょうか笑。コンサルタントと諮問か。少なくとも字幕は吹き替えの訳を見ていないんだろうね。もしくは、見ていて対抗してる。なんか、そういう戦いを感じる。

M:Isn't it? No-one ever gets to me. And no-one ever will.
吹:そうだろ?今までもこれからも。誰にもつかまらない。
字:だろ?誰も僕に手出しできない。これからも。

SH:I did.
吹:僕は。
字:僕はできた。

M:You've come the closest. Now you're in my way.
吹:一番惜しかった。でもいまは邪魔だ。
字:いい線行ってたし今は邪魔を。
→字幕は、ウーン。でもまぁ字数制限あるから下かないね。
in my way 面白いですね、英語って。「私の道に」で「邪魔」

SH:Thank you.
吹:ありがとう。
字:どうも。
→ここも吹き替えと字幕の対抗を感じる笑。

M:Didn't mean it as a compliment.
吹:ほめ言葉じゃない。
字:褒めてない。
→主語なし。ん、これってit が主語になるの?これ目的語?
→SHERLOCKのお陰で分かったのが、as の感覚。この発見は感動だった。as はとりあえず(〜のつもり)で訳せば割といける!(賞賛のつもりではない)

SH;Yes, you did.
吹:誉めただろう。
字:(なし)

M:Yeah, OK, I did. But the flirting's over, Sherlock. (SINGSONG) Daddy's had enough now. I've shown you what I can do. I cut loose all those people, all those little problems, even 30 million quid, just to get you to come out and play. So take this as a friendly warming...my dear. Back off. Although I have loved this, this little game of ours. Playing Jim from IT. Playing gay. Did you like the little touch with the underwear?
吹:ま褒めたけど!でもお世辞はここまでだ。パパはうんざりだよ。君も分かったろ。君と遊ぶためだけに僕はあれだけの人をゲームの駒にし3000万ポンドを捨てもする。親愛の情から警告しておく。友よ。手を出すな。だけど、楽しかったなあ。君とのゲームも。IT部門のジムを演じるのも。ゲイのふりも。下着の見せ方もよかったろ?
字:認めよう。でもお遊びはおしまい。もう十分楽しんだ。僕の仕事は見せた。僕は人々の悩みを解決してやる。3000万で君を釣り出すのも朝飯前。親切な警告をしてやろう。親愛なる君へね。手を引け。だが、楽しかったよ。君とのゲームも。病院のジムに化けるのも。ゲイっぽい下着、気に入った?
→吹き替えの「ま褒めたけど!」とかいいのよ、声優さんもう!
→「パパはうんざりだ〜よお〜」も素晴らしい遊び心。が、のちの為にアンドリューの抑揚とそっくり同じで言って欲しかった。
前にも言いましたが、全く同じ抑揚を使っているのが、
Great Game モリアーティ「Daddy's had enogh now.
Reichenbach モリアーティ「But did you listen?
Reichenbach シャーロック「If I got you.
です。
→げえっ!今の今まで気付かなかったけど、flirt 使ってるのかこいつ!!!!今とても驚いてる。醜聞の回で死んだはずのアイリーンと会ったジョンが言うんですよ、You flirted with Sherlock Holmes? と。この訳が分からなくてねぇ。コメント欄で沢山教えて頂きました(『字幕突っ込み隊「ベルグラーヴィアの醜聞」』コメント欄。スクロールして下の方からご覧下さい→http://momo-sherlock.seesaa.net/article/287656003.html#comment
flirt…いちゃつく、ふざける。 だけど、これは恋の駆け引き的な意味で使われる…はず。ここでモリアーティが使ってるってかなり怖いな。
as a friendly warming ここも as 来ました!(友愛ゆえの警告のつもりで)

SH:People have died.
吹:人が死んでる。
字:人が死んだ。

M:That's what people do!
吹:人はみんな死ぬもんだ!
字:人は死ぬものだ。
→関係代名詞って難しいよね〜。that is what=people have died でいいのかな。

SH:I will stop you.
吹:僕が君を止める。
字:僕がお前を止める。
→君とお前ですとだいぶ違いますな。

M:No, you won't.
吹:ムリムリ。
字:無理だ。
→どちらも同じ意味かあ。want がなぜこういう意味になるのかが今ひとつピンと来ない。

SH:Are you all right?
吹:無事か?
字:大丈夫か?

M:You can talk, Johnny boy. Go ahead.
吹:しゃべってよし。遠慮なく話せ。
字:話してもいいぞ。ほら。
→どちらも Johnny boy はカット。面白い台詞なのにね。

SH:Take it.
吹:持ってけ。
字:これを。

M:Mm? Oh...that? The missile plans. Boring! I could have got them anywhere.
吹:ん? ああ、それねぇ。防衛システム。つまらん!いつだって盗めた。
字:ああ。ミサイルの設計図か。つまらない。どの道手に入った。→どうして them なのだろう…。USBひとつ、ではなくてUSBに含まれている沢山の情報、なのかな。

J:Sherlock, run!
吹:シャーロック逃げろ!
字:逃げろ。→run て単語面白い。走る、逃げるが同義語であるところが面白い。

M:(LAURHS) Good! Very good.
吹:あはは!いいねぇ!実にいい! へへへへ!
字:なかなかやるじゃないか。
→とにかく吹き替えのモリアーティは笑いまくります。へへへへ!の笑い方が非常にいいのです。

J:If your sniper pulls that trigger, Mr Moriarty, then me both go up.
吹:お前の部下が引き金を引けば僕と一緒に吹っ飛ぶ!
字:狙撃手が撃てば2人とも爆死だ。
→どちらも Mr Moriarty はカット。まぁねぇ、仕方ないけども。しかし字幕、「爆死」かい笑。

M:Isn't he sweet? I can see why you like having him around. But then, people do get so sentimental about their pets. They're so touchingly loyal. But oops! You've rather shown your hand there, Dr Watson. Gotcha. Westwood. Do you know what happens if you don't leave me alone, Sherlock? To you?
吹:かわいいねえ、君がそばに置きたがるわけだ。でも情が移るからペットはまずい。忠義には感動するが。おっと!君の切り札はもうない?ワトソン君?勝負あり。へへへへへ。高級品だ。僕から手を引かないと君はどうなるか。分かるか?
字:彼をそばに置く気持ち分かるよ。ペットを愛する気持ちも。感動的な忠義さだが。手の内を見せたのは失敗だ。勝った!高級品だ。手を引かないと君はどうなると思う?
I can see why you like having him around. は字幕の方が分かり易い。(どうして彼をそばに置きたがるのかが分かったよ)
You've rather shown your hand there この rather がのう…。had rather…〜であればいいのだが だって。どう訳しても(手を見せた方がいいね)になっちゃうんだけど。

SH:Oh, let me guess. I get killed.
吹:そうだな、殺されるんだな。
字:そうだな。殺されるんだろ。
→let me guess…考えさせて下さい

M:Kill you? No, don't be obvious. I mean, I'm going to kill you anyway, some day. I don't want to rush it, though. I'm saving it up for something special. No, no, no, no, no. If you don't stop prying...I'll burn you. I'll burn the heart out of you.
吹:殺す?ん。そんな、お約束すぎる。そりゃ、いずれは君を殺すけど。急ぎたくないんだ。特別な機会の為に取っておきたい。邪魔をやめなきゃ、火あぶりだ。火であぶり、心臓をえぐり出す。
字:殺す?そんな簡単じゃない。いつかは君を殺すが、急ぎはしない。特別の機会を選ぶよ。もし邪魔をし続けるなら、焼き尽くす。火責めにして、心の臓をえぐり取ってやる。
→どうでもいいんだけど、字幕。「心の臓」って江戸時代の言葉か笑。

SH:I have been reliably informed that I don't have one.
吹:みんな言ってるぞ。僕には心がないって。
字:僕には心がないそうだ。
→reliably…信頼すべき筋から が無いんだよなあ、どちらも…。で、吹き替えの訳がまた困っちゃうんだよねえ。「みんな」て誰よ? これってジョンに言われたことではないのかなあ?それをジョンの目の前でちょっと嫌味っぽく言うシャーロック、なんじゃないの??

M:But we both know that's not quite true. Well, I'd better be off. Well, so nice to have had a proper chat.
吹:あるよ。それはみんなの誤解だ。 さて、もう行かないと。ちゃんと話せて楽しかった。
字:それは違うな。もう帰らなきゃ。おしゃべり楽しかった。
→安定の we both シカト訳です笑。心があるってこと、僕と君はちゃあんと分かってるよお、てジムは言ってるわけだ。多分、ジョンに対して。想像の想像ですが、シャーロックに心がないって言ったのはジョンで、ジムはそんなジョンに向けて、僕は君よりシャーロックのことが分かってるんだよって遠まわしに言ってるの。どう。
I'd better be off. バーツで会った時も全く同じことを言ってます。この短い出演時間で全く同じ台詞を言うって、気持ち悪いねえ!とても好き。

SH:What if I was to shoot you now? Right now?
吹:今僕が君を撃ったら、どうなる?
字:僕が撃ったら?

M:Then you could cherish the look of surprise on my face. Cos I'd be surprised, Sherlock. Really, I would. And just a teensy bit...disappointed. And of couse, you wouldn't be able to cherish it for very long. Ciao, Sherlock Holmes.
吹:僕がビックリ仰天した顔が見られるだろうねえ。撃ったりしたらホントにびっくり仰天。それにちょっぴり、ガッカリもする。とはいえそれを見られるのは一瞬で終わる。チャオ。シャーロック・ホームズ。
字:僕の驚きの表情を味わえる。本当に驚くだろうからね。それから少しがっかりするだろうな。もちろん君もすぐあの世へ。チャオ。シャーロック・ホームズ。
→吹き替えの「ビックリ仰天」が秀逸。
you could cherish the look of surprise on my face.(僕の顔に浮かぶ驚きの表情が眼に焼き付くだろうね、心に残るだろうね)

SH:Catch you...later.
吹:きっと、捕まえる。必ず。
字:お前を捕まえる。いずれ。

M:No you won't!
吹:ムリムリ!
字:無理だな。

SH:All right? Are you all right?
吹:無事か?大丈夫か?
字:大丈夫か?どうだ?
→字幕の「どうだ?」には笑った。

J:Yeah, I'm fine. I'm fine. Sherlock...Sherlock!
吹:無事だ、大丈夫。無事だよシャーロック。ああ、シャーロック!
字:大丈夫だ。心配ない。シャーロック。

J:Oh, Christ. Are you OK?
吹:ああ、くそ。だいじょぶか?
字:君は?

SH:Me? Yeah, fine. I'm fine. Fine. That, er...thing that you...that you did, that, um...you offered to do...that was, um...good.
吹:僕?ああ、大丈夫。無事だ。さっき、僕のために、君がその、んん、してくれようとしたこと。その、凄い。
字:僕は大丈夫だ。さっきの、君がやったことだけど、身を挺してくれて、どうも。
→字幕!「身を挺してくれて」ってハッキリ言っておる。そして good が「どうも」だ笑。

J:I'm glad no-one saw that.
吹:誰もいなくてよかった。
字:幸い誰も見てなかった。

SH:Mm?
吹:ん?
字:(なし)

J:You ripping my clothes off in a darkened swimming pool. People might talk.
吹:君に真っ暗なプールで服を脱がされたのを見られたら大変だ。
字:君が僕の服をむしり取る場面なんてうわさの的に。

SH:People do little else.
吹:噂じゃすまない。
字:人はうわさ好きだ。
little else って(ほとんど〜ない)ではないのか?? (みんな気にしないさ)という訳かと。今までずっとジョンとの関係を勘違いされながらもそれに対して肯定も否定も一切して来なかったシャーロックが、ここで「噂じゃすまない」て言うのがどうもしっくり来ない。

M:Sorry, boys. I'm so changeable! It is a weakness with me, but to be fair to myself, it is my only waekness. You can't be allowed to continue. You just can't. I would try to convince you, but everythin I have to say has already crossed your mind.
吹:悪いねえ!僕ってえっへへ、気まぐれなんだあは!。そこが欠点だが名誉のために言っておく!僕の欠点はそこだけ!ゲームの続行は許されない。ここで終わり。手を引けって言ったのに!でも僕がなにを言うかぐらい君は分かってただろ?
字:悪いね。僕は気が変わりやすい。そこが僕の弱点だ。唯一の弱点と言えるね。君が続けることは許さない。君を説得してもいいが。僕が言うことはもう分かってるはずだ。
Sorry, boys. どーでもいいが、シャーロックとジョンのことを boys て呼んだ人がもうひとりいます。ハドソン夫人です。
I would try to convince you (君を納得させてやろうとしたのに)
everythin I have to say has already crossed your mind.(僕が言うべきことの全ては、君の心をよぎっただろう)

SH:Probably my answer has crossed yours.
吹:僕がなんて答えるかもな
字:僕の答えもわかっているはずだ。


以上です。特に突っ込むところない台詞はそのままにしちゃいました。
ま、字幕っていうのはどうしたって厳しい字数制限がありますからねー、訳して纏めて意訳して、結果超訳になってしまっても仕方ないのだろうと思ってます。
しっかし「ビール一杯!」には笑いましたわ…。


また、色々コメント頂けると嬉しいです! お気軽に下さいな!!



posted by モモ at 15:39| Comment(12) | SHERLOCK1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月11日

字幕突っ込み隊S1EP1

はいどうもこんにちは! 遂に日本版DVD&BDが発売されましたね! 私は買いましたよおー、コメンタリの字幕見たさにね! べらぼうに高かったけど。
しかしまあ、字幕がつくっていうのは何だか感慨深いですねえ。やっとこさって感もあり。

コメンタリの字幕を見てから、勇気を出して本編の方も字幕で見てみました。いやあ〜、こういうこと言ってたんだ? 吹き替え以来、ずっと英語で見て来たから、吹き替えで何て言っていたか忘れちゃった所はほとんどもう意味分からないままでしたからね。あとはちょいちょい自分で訳したりしてたけど。

てな訳で…。
最近は映画の紹介ばっかしてましたが、原点回帰。「SHERLOCK」の英語について語ろうと思います。
ええ、私は別に字幕や吹き替えの批判をしたいのではありません。そんな偉くもないし英語に対する知識もありません。コレは単なる突っ込みです。NOT批判! YES突っ込み! この違いは何なのかって? 私にも分かりません。はい、では、行きます!(言い訳考えるのめんどくなった)

えー、まず、凡例を。
「鍵かっこ」内は日本語字幕。
『二重鍵かっこ』は吹き替えの台詞だけどうろ覚え。
(かっこ)内は私のどうでもいい訳。
英文は英語字幕から。

★後日7月15日ちょっと追加しました。

EP1 A Study in Pink 

■マイクとベンチでコーヒーを飲むふたり。
ここの訳はどうなるか気になっていました。
マイク:That's not the John Watson, I know.「私の知るワトソンなら」
ジョン: Yeah, I'm not the John Watson.「昔の僕じゃない」
お、やった、いいねこの訳。吹き替えではジョンの台詞は『しょうがいないだろ』のひと言だったんです。だいぶ意味が違って来ますね。ジョンは“君が知ってるジョン・ワトソンなんかじゃない”て言ってるのですよ、旧友に対してですよ。相当他人を拒絶してますよねえ。それでもマイク、なんていい人! フラットシェアを勧めてくれるなんて…。ありがとうマイク。

■モルグ
モリー:I was wondering if you'd like to have coffee.「よければコーヒーでも」
シャーロック:Black, two sugars, please. I'll be upstairs.「上に持ってきてくれ」
おうふ。何だこの訳…。けっこう大事な台詞なのに。シャーロックは砂糖を入れる、ジョンは入れないって、後々関わって来るのに…。

■研究室。
ジョンを一瞥してアフガン帰りを当てるシャーロック。どうして分かった? の問いに対してペラペラ解説を行うが、シャーロックのWasn't a difficult leap.(難しい推理じゃない)がごっそり抜けてた。字幕の字数のせい? まあなくてもいいけどさ…。

■研究室。
じゃあ明日、と勝手に約束を取り付けるシャーロックに対して、
ジョン:We've only just met and we're going to go and look at a flat?「もう下見を?」
これ…意味通じるの? 凄い省略の仕方だな。
直訳すると(僕らはちょうど会ったばかりなのにフラットを見に行くの?)
まあ「もう下見を?」でも…そうなんだけど…意味は同じだけどなんか…! なんか…!

■研究室。
シャーロック: Afternoon.「では」
は、ぜひ(ごきげんよう)と訳して頂きたかった…。単なる好みだが。

■ホテル
メール:If brother has green ladder arrest brother.「証拠は緑のハシゴだ」
これはクレバーな訳だな、と思った。なるほどこういう凝縮のさせ方ってあるんだ。
もちろん直訳としては(もし兄/弟が緑のハシゴを持っていたら兄/弟を逮捕しろ)そうかあ、「証拠は緑のハシゴだ」で通じるんだ…。

■221Bのドアの前
ジョン:Mr Holmes.「ホームズさん」
シャーロック:Sherlock, please.「シャーロックと」
ここ吹き替えだと『シャーロックでいい』で、あまりに尊大で気に入らなかったんだよね。字幕ではちょっとマシになっていて嬉しい。でもpleaseなんだから、もっと柔らかくてもいいんじゃないかな〜。

■221B
シャーロック:-So I went straight ahead and moved in.
ジョン:-Soon as we get this rubbish clearn up.
「ゴミを片づければ…」
なんで!? なにこれ!? 最低だ。2人が同時に発言するところなのに、ジョンの台詞だけしか字幕が出ない。おいおいおいいい〜〜! なんでよおお〜〜〜!! 信じられない。

■221B
シャーロック:Friend of mine. When I say friend.「友人さ。比喩だが」
なにこれ? 曲解させて比喩? 比喩って…比喩じゃないだろ。

■221B
ハドソン夫人:there's all sort round here. Mrs Turner next door's got married ones.
「この界隈は寛大よ。お隣には同性の夫婦が」
吹き替えでも字幕でも、ターナーさんの名前は削除か。これ見ないとジョンのブログのコメントが分からねえよ。
ところで「寛大」とはどこから来た訳なのか…? 分からないのだけれども。吹き替えだと『この辺りには(同性カップルが)多いもの』だった気がするんだけど。どっちが合ってるのか分からん。

■221B
レストレード:You know how they never leave notes? This one did.「書き置き」
すっげえはしょってる笑え。吹き替えでは「書き置き」の部分は「遺書」だった。ああ、noteか…。noteね…。
ところでダイイングメッセージって今時使わないの??

■タクシー内
シャーロック: What dou you think?「当てて」
これは!!笑。なんかいいなぁ! 変な訳だとは思うけど。

■ロリストンガーデン
シャーロック:There is always something.「いつもミスを」
これ驚いた。吹き替えでは、ジョンの『僕は何をすればいいの?』に対しての返答『何かあるだろ』で、私はずっとその訳を疑いもしなかったんだけど、字幕だと姉兄を間違えたことに対して悔しがってる発言。どっちなの、これ?

■ロリストンガーデン
ドノヴァン:Freak's here. Bringing him in.「変人が入る」
素っ気ないなー! これは吹き替えの方がよかったな!『変人入りまーす!』

■ロリストンガーデン
シャーロック:Your deodorant told me that.「制汗剤」
デオドラントでいいだろ!! 笑ったわ。制汗剤の方が分からんよ! しかも「制汗剤」ひと言だし!!

■ロリストンガーデン
シャーロック:You were thinking. It's annoying.「考えがジャマだ」
これ意味通じた?
annoy…うるさがらせる、苛立たせる だってウケる。

■ロリストンガーデン
レストレード: Yes, I do. God help me.「そうだ。最悪だが」
「最悪だが」って。吹き替えでは何だったかな、覚えていない。いいじゃん普通に(神様助けて)で。

■ロリストンガーデン
ドノヴァン:One day we'll be standing round a body, and he'll be the one that put it there.「そのうち自分で人を殺すようになるでしょうね」
ここは直訳すると(いつか私達は、シャーロック・ホームズが殺した死体の周りに立つことになる)

■ロリストンガーデン
ドノヴァン:Because he's a psychopath.「心を病んでる」
んんー、psychopathて言葉は確かに馴染みはないけど、そのままサイコパスで良いのではなかろうか。心を病んでるって……そんなに重い話じゃあに気がするんだがなあ…

■廃工場
マイクロフト:You don't seem very afraid.「怖がっていないな」
ジョン:You don't seem very frightening.「怖くないから」
うわカッコいいな!! 吹き替えだとジョンの台詞は『怖そうな人に見えない』←これ、なんか子供が駄々こねてるみたいで(強がってるみたいで)、私はずっと、このシーンはジョンはビビってるんだと思ってた。でもちゃんと見てみると、表情が硬いのは確かに緊張しているからかもしれないけど軍人として腹を括っているのだね。
frightening…ぎょっとさせる、恐怖を起こさせる

■廃工場
マイクロフト:Might we expect a happy announcement by the end of the week?「週末には結婚しそうだな」
字幕、直接的すぎる!! 吹き替えは『週末にはおめでたい報告が聞けそうだな』
吹き替えでもフハッ! て思ったけど、字幕の破壊力ハンパないな。

■廃工場
マイクロフト:"Trust issues", it says here.「“信頼関係”と記録に」
おお、これは字幕さまさまだな。吹き替えとはえらい違いだ、確か吹き替えは『“心を病んでる”と聞いたが……』で、マイクロフトが持ってるメモ帳の意味が分からなかった。つまりマイクロフトは、エラさんの記録(カルテ)を読んでいたんだ。こえー。

■廃工場
マイクロフト:Could it be that you've decided to trust Sherlock Holmes of all people.「シャーロックを信頼するのか。」
ジョン:Who says I trust him?「僕は何も」
マイクロフト:You don't seem the kind to make friends easily.「君は慎重に見えるがね」
ジョン:Are we done?「話は終わり?」
マイクロフト:You tell me.「君次第だ」
ここねえ…未だに謎なのですが。えーと吹き替えだと、下から2段目のジョンの台詞は『帰る』で、マイクロフトは『お好きにどうぞ』とかだったと思う。これが意味分からなくて。なんで Are we done? が『帰る』になるのさ?? しかも You tell me. って…。
直訳すると、ジョンの方は(僕らはされた?)で、これ受け身? マイクロフトは(君が私に伝えた)だよねえ…。何がなにやら。
いや、上からちゃんと訳してみよう。
マイクロフト:(全ての人間の中でシャーロック・ホームズを信頼すると決めたのだな)←分からんww 訳せない
ジョン:(誰が、僕が彼を信頼してるって言った?)
マイクロフト:(簡単に友達を作るようなタイプには見えないが)
ジョン:(僕らはされるのか?)←もうダメ。ここ訳せない。
マイクロフト:(君が私に教えたのだよ)
ふ…。訳してみてもさっぱりだった。保留。
→大変ありがたいことに、フォロワさんが色々と教えて下さいました。doneには「終わり」の意味があるそうです! だから「話は終わり?」でいいんだ!

■廃工場
ジョン:Who the hell are you? How did you know that?「どこから――それを?」
字幕にするにつけ、その纏め方は分かるんだけど…! Who the hell are you? の部分をゴッソリ排除かあ。吹き替えだと『あんた誰?』と言っていたよね。遂にジョンがイラついて、hellて言葉を使うカッコいいシーンなんだけどなあ。

■廃工場
マイクロフト:Time to choose a side, Dr Watson.「どちらの陣営につくか考えたまえ」
陣営wwww

■221B
ジョン:So what's this about - the case?「事件のこと?」
シャーロック:Her case.「ケースだ。例のスーツケース」
おお、ここcaseを掛けてるの知らなかった。

■221B
シャーロック: Which one?「どの敵?」
これってさあ…。「どの敵?」なの? ジョンが言った「友達」「敵」のどっち? て訊いてるんじゃなかったのかね?

■221B
シャーロック:Pity, we could have split the fee.「次は受け取っておけ」
えー、「報酬は分け合おう」じゃないの? 吹き替えの『次は受け取れ。報酬は山分けだ』をそのまま信じていた。じゃあ訳してみよう。
(残念だ。分け合うことが出来たのに)
わははははは!! 訳してみて笑った!!
でもfreeが訳せない。
pity…可哀想に思う。残念なことに。

■221B
シャーロック:"What happened at Lauriston Gardens? I must have blacked out. 22 Northumberland Street, please come.「“何があったの? 私記憶が飛んでるの ノーサンバランド通り22へ来てね”」
字幕に爆笑した。女言葉だ!!! 想像すると笑いが!!

■221B
シャーロック:Do you see what's missing?「足りない物があるだろう」
ジョン:From the case? How could I?「分からない」
ううむ…。
(何が無くなっているか分かるかい?)
(このケースから? どうやって?)
まあ同じ訳か…。あれPilot版かなあ、ジョンが“無くなっているのに見えるはずがない”て訳があって、面白いなあと思ったんだけど。seeには見るって訳と分かるって訳があって、ダブルミーニングなのかと。まあいいや。

■221B
シャーロック:Mrs Hudson took my skull.「いつもは骸骨に」
は……。なんだこの訳…。それで伝わる? 難解じゃないか?
暖炉の上に骸骨がいない=いつもしゃべりかける相手がいない=だからジョンを呼んだ
ってすぐ分かる? 骸骨が暖炉の上にいるってことなんて、数十分前に一瞬映っただけじゃない。なんで(ハドソンさんが僕の骸骨を取った)じゃダメなのー。ハドソンさんの可愛さが分かるシーンなのに〜。

■221B
シャーロック:Well... you could just sit there and... watch telly.「君は留守番でもいいよ」
ジョン:You want me to come with you?「来てほしい?」
おっふ。とんでもねぇ訳だが好きだな。直訳しますと、
(さて…。君はそこに座って、テレビを見てるだけ?)
(僕に一緒に来てほしい?)
シャーロックの台詞、いいですね字幕。ぶっ飛んでるけど、私は好き。

■221B
シャーロック:And I said "dangerous", and here you are.「君も危険が大好きだろう」
ううう〜〜〜〜ん、そう…そうなんだけど…!
(僕が“危険だ”って言ったら、君はここに)
う〜〜ん、うう〜〜ん!

■アンジェロの店
ジョン:girlfriends, boyfriends.「恋人」
おう…。恋人でひと括りか。吹き替えではちゃんと『彼女とか彼氏とか』て言ってた気がするが。え、彼氏? てちょっと思わせるのがミソだと思うんだけどなあ〜。

■ロンドンの街
シャーロック:Come on, John「急げ」
ここをまあ、(来い、ジョン)なんて訳したら味気ない。そうか字幕は「急げ」かあ。私は吹き替えの『がんばれジョン』が好きだな。応援してんの可愛いじゃない。

■ロンドンの街
ジョン:Wrong country, good alibi.「外国人旅行者」
ぐっは。コレ何だよ!! これは気に入らない。何だよ、これ!?
吹き替えは『アリバイは世界共通』で、クレバーな訳だと思った。しかし…字幕…まったく意味が分からん。あのタイミングで「外国人旅行者」て言うかあ?? おかしーよおお〜〜!

■221B
シャーロック:Mrs Hudson! Dr Watson will take the room upstairs.「ハドソンさん、ワトソンが入居を決めた」
ジョン:Says who?「誰が決めた?」
シャーロック:Says the man at the door.「外にいる男」
ここね、吹き替えだと最後のシャーロックの台詞は『ドアが鳴るぞ』とかだったんですよ。単純に、次に起こることをぴたりと当てたシャーロックがかっこいい! てシーンだと思っていたわ。でも全然違ったのね…ここ英語字幕ちゃんと見てなかった。
ジョンの(そんなこと誰が言ったんだ)に対して、シャーロックは(ドアの男が)と応える。これね訳してみても意味が分からなかったのね。その旨をツイッタで呟いたら皆さん色々教えて下さって。ありがとうございます。
男ってのは当然杖を持って来たアンジェロのことですね。でも真意はアンジェロその人ではなく、杖のことですよね。
ジョンは杖要らない=足が治った=同居決定
と、こういうわけだ。教えて貰うまで分からなかった。

■221B
ジョン:You could search this flat all day, you wouldn't find anything you could call recrational.「1日中探しても出るもんか」
「〜もんか」かよ。萌えるな。

■221B
レストレード:Well, I'm dealing with child.「相手が子供だ」
あははは!!

■221B
ジョン:Please, God, let me live.「“死にたくない”」
おっとお、なんでこの訳にした。

■221B
ハドソン夫人:But they're just for my hip. They're herbal soothers...「腰痛の鎮静剤しか」
これってさあ…笑。ハドソンさんも麻薬使ってるのよっていう、大変なシーンなんじゃないの? 違うのかな? 台詞の they て麻薬のことを指してるんじゃないのかな。単に薬の意味としての drug を指してるの? どっち? どっちか分からないってところがギャグなのかな? 

■221B
アンダーソン:For God's sake!「全く」
なんだよ「全く」て!笑。 私この for God's sake て言葉が好きで、「SHERLOCK」で知った言い回しでしょっちゅう登場人物が使うからついつい注目しちゃうんだけど。
(いい加減にしてくださいよ)でいくない?

■221B
シャーロック:Anderson, don't talk out loud. You lower the IQ of the whole street. We can do much more than that. It's a smartphone, it's got GPS.「頭が悪い人間は黙ってろ メール以外の機能もある」
あらら随分はぶったねえ…。IQを下げるって部分ごっそり排除? つまらん訳だなあ。

■221B前の路上
運転手、字幕よかったよー。すっかり吹き替えの言葉遣いが身にしみちゃっていたからな。
まあ私は英語の訛りなんかに対する知識、皆目ないのですが、あの運転手さんはコックニーの人だそうですね。コックニー訛りってHを発音しないんだって。だからHolmesも「ホームズ」でなくて「オームズ」て発音してますね。
そういうね、まあ差別だけど、田舎の人が、吹き替えのようにとびきり丁寧な口調で話すわけないでしょって、常々突っ込まれているのを目にしていたのです。だから字幕では一人称が「俺」になってることからしてヤッタ!と。敬語も一切使われなかったし。

■221B
レストレード:Because I'm desperate, that's why.「ヤケクソ状態だから」
ほお!! desperateて自暴自棄って意味なんだ!? これね吹き替えだと『彼しかいない』とかいう訳だったのですよ。そうかあ、これは字幕の方が合ってたんだー。

■学校
運転手: There's others out there just like you, expect you're just a man. And they're so much more than that.「あんた以外にもいる。あんたを超えた人間以上の存在が」
シャーロック:What do you mean... more than a man? An organisation... what?「人間以上の存在とは何だ?」
おおー、これも吹き替えと全然違うな。 more than a man て言ってたんだあ。

■学校前
シャーロック:Why have I got this blanket? They keep putting this blanket on me.「毛布は何のために?」
レストレード:Yeah, it's for shock.「保温に」
ああ…最低な訳が来たよ。なんだよ保温って…。保温って。保温!? 保温って何だよ!?(怒って来た)
ここから先、毛布に対する訳は全て最低だ! かなりのギャグシーンなのに!!! もおおっ!!

■学校前
シャーロック:You're looking for a man probably with a history of military service and nerves of steel...「恐らく軍歴のある人物で豪胆で…」
ここはねえ、そうか…。まぁそうだよね。ここは吹き替えでは『鋼の心を…』と言ってシャーロックは言葉を切るのですよ。この台詞がいっじょ〜〜に好きでしてね。これで「SHERLOCK」のある方面にハマったと言っても過言ではなく。
豪胆と鋼の心を持つ、は確かに同じ意味だけど、なんか鋼の心って勇者みたいでカッコいい。シャーロックは推理をする際、自分の感情なんて乗せないはずなのにここはやっぱり、自分を救ってくれた人物を好意的に取っているのではないか、と。
ああ、まだるっこしいな! ハッキリ言いますよ、ここでシャーロックはジョンに惚れたんですよ!!(言っちゃったー!)はい、忘れて下さい。

■学校前
ジョン:Yes, must have been. Thorugh that window.「窓ごしだと難しいよね」
「〜よね」は可愛い。

■学校前
マイクロフト:Did it never occur to you that you and I belong on the same side?「私達は同じ側にいる」
シャーロック:Oddly enough...no.「知らなかった」
ふ……。面白くて笑った。字幕の方がいいね。吹き替えでは『私を味方と思ったことはないのか』『ないね』
マイクロフトとシャーロックが同じ側にいる? 本当かい。ジョンには「choose a side」て言った癖に。ウケるなマイクロフト。

■学校前
マイクロフト:He's always been so resentful. You can imagine the Chrismas dineers.「家族行事がいつも大変でね」
ジョン:Yeah... No... God, no.「そうなんですか」
なんでえ〜〜なんでクリスマスって単語を出さないのおお〜〜!!? 
吹き替えは、
『クリスマスは大変なんだ』
『そうですか…。じゃあ僕、ええと…』
とかいう訳で、まあマイクロフトはいいんだけどジョンの台詞が意味分からず、初めて見た時すっげー苛々した記憶がある。
直訳してみます、
(彼はいつも怒ってる風なんだ。クリスマスディナを想像出来るだろ)
(ええ。…いや、まさか、出来ないですよ)
これでいいじゃん。ジョンが瞬間的に、“はいクリスマスディナは酷いもんじゃんでしょうね”って彼らのクリスマスを想像して Yeah と応えるんだけど、慌てて No,God, no.て言うの。すごく面白いのに。
ちなみにここは、ジョンはマイクロフトがシャーロックのお兄さんだと分かった途端にいきなり敬語になるのがウケる。


はあ、以上です。訳が間違っていたら教えて下さい。てか教えて下さい、色々(笑)
posted by モモ at 13:38| Comment(12) | SHERLOCK1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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